【学びと感謝の授賞式】

  • 2015.11.06(金)

 11月6日、六本木アカデミーヒルズ・タワーホールで開催された、第10回マニフェスト大賞授賞式に出席。審査委員会委員を務められた早稲田大学大学院・塚本壽雄教授から優秀マニフェスト賞の表彰状をいただきました。

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近江八景・旧東海道でつながる大津市と草津市の広域景観連携
琵琶湖と街道の歴史文化を次世代に継承する「びわこ大津草津景観推進協議会」の設立
(以下、エントリーシートより抜粋)

<取り組みの概要>
(取り組みの背景)

・平成20年10月、眺望景観を阻害する高層マンションが琵琶湖岸に相次いで建設されたことを受け、市街地の高度利用のあり方検討委員会が設置され、大津らしさを感じる景観の特性に配慮するとともに、時代を超えて受継がれてきた近江八景に代表される眺望景観を大切にすることが必要との提言がなされた。

・平成23年1月、高さ規制のさらなる強化が行われたが、近江八景のうち「矢橋の帰帆」は草津市を代表する風景であり、琵琶湖をはさんで向かい合う両市の連携が必要となったものの、その実現には至っていなかった。

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・滋賀県景観行政団体協議会が設立されているものの、それぞれの市が個別に景観計画を有していることから、滋賀県のリーダーシップには限界がある。

(取り組みの経過)

・平成22年2月定例会、湖国の特徴である「広がりとつながりのある風景」を守り育てるためには、対岸に位置する草津市との連携を強化し、水辺や街道の景観形成については、一体的に努めていく必要があると提言。これを受けて大津市は、草津市と近江八景を基軸とした連携を図るために協議を行っていく方針を明らかにする。

・平成23年5月定例会、協議会の立ち上げなど、どういった形で草津市と連携を図っていくかを確認。将来の市民に継承する、魅力ある景観づくりが出来るような仕組みを作っていきたいとの見解が示される。

・平成24年2月定例会、(社)滋賀県建築士会大津支部及び湖南支部(当時)が主催する近江八景をテーマとした事業に両市職員が参加されたことを踏まえ、共有すべき理念の構築に向けた今後の取り組みについて確認。両市長による対談も視野に入れながら、連携を強化するための新たな組織づくりを進めていきたいとの決意が述べられる。

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・平成24年9月には「大津・草津湖上サミット」、同年11月には「草津景観フォーラム」が両市長参加のもとで開催される。近江八景に象徴される対岸の景観や旧東海道でつながる歴史的景観及び屋外広告物行政等について連携を強化する方針が確認され、協議会の設置に向けた具体的な話し合いが行われた。

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 (取り組みの成果)

・平成25年11月、市民と事業者との協働による景観づくりを両市が一体となって実現するため、「びわこ大津草津景観推進協議会」が設立される。なお、連絡調整の枠を超えたより主体的な取り組みを可能とするため、今年度中には両市議会の議決を経た上、地方自治法の規定に基づく組織への移行が予定されている。

・協議会設立にあわせて調印された「びわこ大津草津景観宣言」には、両市民が互いに協力をし、価値の高い景観の保全と新たな創造に取り組み、いっそう愛着と魅力のあるものとして未来につないでいくことが記されており、近江八景や旧東海道の歴史文化を次世代に継承するための事業については、今後も継続して開催されることになる。

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<特に力を入れた点、取り組みのポイント>
(大津市議会議員としての取り組み ~自治体間の連携強化を図る~)

・平成23年4月及び27年4月に執行された大津市議会議員選挙において、「タニフェスト 谷ゆうじの約束」を策定。湖都のまちなみを守るための取り組みとして、近江八景と旧東海道でつながる草津市との景観連携を掲げ、議会において重点的に質問を行ってきた。

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・びわこ大津草津景観推進協議会の設立は、大津市のみならず、草津市の景観施策にも影響を及ぼすものとなる。質問に対する答弁には、両市での調整が必要となることから、連携に向けた意思の統一を促すことにつながった。

・ことわざ「急がば回れ」は、近江八景「矢橋帰帆:草津市矢橋」と「瀬田夕照:大津市唐橋」に関わりの深い言葉として知られているが、政策提言を行うにあたっては、両市における景観施策の進捗状況を見極め、草津市の担当者とも意見交換を重ねてきた。

(一級建築士としての取り組み ~両市市民の機運を高める~)

・(公社)滋賀県建築士会大津地区委員会の一員として、草津市を活動エリアとする湖南地区委員会と協同して下記事業の企画立案に従事してきた。平成23年度においては、連携に向けたきっかけを作る事業を行い、平成24年度以降については、両市が主催する事業に参画をする形で市民、特に次世代を担う子どもを対象にした事業を継続して行ってきた。なお、今年度については、大津祭をテーマとした事業に参画する予定となっている。

◇平成23年度 「近江八景でつながる琵琶湖の風景 ~急がば回れ瀬田の唐橋~」

江戸時代の旅装をイメージした出で立ちにて、草津宿本陣から大津宿本陣跡までを徒歩と漁船で移動。地元の漁協に協力をいただき、急がば回れの再現を目指す。大津市歴史博物館館長による講演と両市景観担当職員参加によるパネルディスカッションを合わせて開催する。

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◇平成24年度 草津市主催「くさつ景観フォーラム」連携事業

「近江の街道でつながる琵琶湖の風景~旧東海道・中山道景観ラリー~」

大津宿本陣跡及び守山宿町屋から東海道と中山道が分岐合流する草津宿本陣までを徒歩で移動。道中の関所で街道の歴史・文化にちなんだクイズを出題する。

◇平成25年度 大津市主催「古都指定10周年記念事業 景観クルーズ」連携事業

「クイズ!!琵琶湖でつながる近江八景」

近江八景にちなんだクイズを両市の子どもたちに出題。出題者として、時代を超えて受け継がれてきた風景について説明を行う

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◇平成26年度 草津市主催「東海道サミット」連携事業

「東海道景観探訪~次代へと受け継ぐびわこ大津草津の風景~」

草津宿の歴史について親子で学ぶ機会を設ける。びわこ大津草津景観宣言と近江八景が記された木製パネルを両市の子どもたちと共に仕上げ、両市長に寄贈を行った。

・平成26年5月、大津市の景観施策の策定と実践に尽力し、行政と建築士の協働に関して重要な役割を果たしていることを理由として、(公社)滋賀県建築士会から表彰を受けた。

(転載終わり)

参考:タニフェストの実現に向けた議会質問の軌跡

参考:大津市ホームページ 大津市・草津市の景観連携

参考:草津市ホームページ 草津市・大津市の景観連携

参考:谷ゆうじホームページ  これまでの取り組み  湖都に相応しいまちなみ

参考:谷ゆうじホームページ  タニフェスト2011

参考:谷ゆうじホームページ  タニフェスト2015

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審査委員講評

早稲田大学名誉教授 北川正恭 審査委員長 
(以下、大会記念冊子より転載)

「タニフェスト 谷ゆうじの約束」を掲げ、近江八景・旧東海道でつながる大津市と草津市の広域景観連携を提案。議会で重点的に質問を行ってきた。「タニフェストの実現に向けた議会質問の軌跡」も取りまとめている。活動のなかでは、地方議員として「自治体間の連携強化を図ること」、一級建築士として「両市市民の機運を高めること」を両輪とし、意欲的に活動した。徹底的に一つの政策にこだわり、自身の知見や人脈をフ ル活用して政策の実現を目指した取り組みである。

参考:マニフェスト大賞 ホームページ 第10回受賞結果

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この度、受賞の栄に浴することが出来たのは、両市歴代執行部の皆さんが景観連携の実現に前向きに取り組んでくださったからであり、(公社)滋賀県建築士会大津地区委員会の会員として、草津市を活動エリアとする湖南地区委員会との協同事業に参画することが出来たからです。
両市の連携がさらなる発展を遂げ、琵琶湖の風景を象徴する近江八景を活かしたまちづくりがより一層推進されるよう、これからも初心を忘れることなく、努めてまいります。

結びになりましたが、遠路、表彰式の会場までお越しくださった今井後援会長様ご夫妻はじめ、わたしくの活動をお支えくださっている全ての皆様に心より感謝を申し上げます。

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追伸:11月6日は私の誕生日であり、Facebookなどを通じてお祝いのメッセージを数多く頂戴しました。最優秀賞の受賞をご期待くださった皆様には申し訳なかったのですが、私としては、全国の多くの議員が賞の趣旨でもある「善政の実現」に向けて取り組まれていることを実感することができ、自戒の意味を込めて「井の中の蛙 大海を知らず」という言葉を胸に刻みつけてまいりました。
大変有意義な二日間であり、多くのことを学んだ誕生日となりました!!

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