谷ゆうじ 議会活動の軌跡〜8つの視点〜
介護予防事業について
質 問
 平成17年以降実施されてきた介護保険改革、医療制度改革を踏まえ、平成27年の本市高齢者の姿を見据えた中間的な位置づけとして、これまでの高齢者施策の達成状況を評価し、計画的に健康・予防・介護施策を充実し推進するため、第4期大津市高齢者福祉計画・介護保険事業計画、通称「おおつゴールドプラン2009」が策定された。第4期の計画基本方針は、「高齢者が住み慣れた地域で希望に満ちて安心して健やかで自立した生活が送れるよう支援する」とされており、今後は65歳以上で生活機能が低下し、近い将来介護が必要となるおそれのある特定高齢者と呼ばれる方々に対する支援がより重要になってくると考える。

 現在、大津市においては、いくつかの地域で運動実践サポーターの方々が中心となって運動教室を開催されている。その目的は主に、介護保険の利用を要しない高齢者の生活機能低下を予防するためのもので、市民全体で継続実施されている地域もあり、取り組みを高く評価している。大津市は今後、大津市立老人福祉センターを介護予防の拠点施設として活用されていかれるようだが、現在各地域の公民館で運動に取り組んでおられる方々に対し、どのような形で参加、参画を働きかけていくのか、また新たな参加者をどのように募っていかれるのか、見解を問う。

 また、現在大津市は介護予防の基本体操の愛称を「おおつ光ルくん体操」とされ、その普及に努めている。特定高齢者の運動機能の向上に効果が期待されると伺っており、市内にある通所予防介護事業所等にも積極的に活用いただき、いきいきと安心して生活できる「結の湖都・大津」を目指してほしいと考えるが、本市の見解を問う。最後に、介護予防というのは、私のような若年層から意識して取り組んでいかなければならない問題であり、生活習慣病予防など日頃の心構えが大切になってくる。高齢者に限らず、広く市民にPRすべきものと考えるが、あわせて見解を問う。
答弁:健康保険部長
 高齢者が生涯にわたって健康でいきいきと活躍をし、住み慣れた地域でいつまでも安心して生活するためには、市民自らが介護予防の必要性を理解され、そして自主的に介護予防への取り組みを進めていただくことが大変重要であると考える。そのため本市では、市民センターにおいて、運動実践教室を開催するほか、市内各地域で活動されている団体の皆さんに対して、運動の指導を行う出張型教室の開催など、さまざまな形で介護予防の普及啓発に努めてきたところである。こうした状況の中、介護予防の拠点施設と位置づけている老人福祉センターにおいては、より運動をしやすくするため、床の改修を行ったところであり、来年度からは4月に開設する木戸老人福祉センターを含む5ヶ所の老人福祉センターで運動実践教室を開催することとした。この教室の運営等参画については、これまで運営に協力をいただいてきた運動実践サポーターの方々にさらなる力をお願いし、活躍いただく場を提供する意味からも、委託事業として実施をするものであり、多くのサポーターの方々の参画を期待している。

 次に、通所介護事業所や市民に対してのPRについて。市が実施してきた各教室では、昨年の源氏物語千年紀にあやかって名づけた「おおつ光ルくん体操」を中心として運動の指導を行っている。この体操の普及を図るため、引き続き団体に対しては、体操の体験や指導等の実施をするほか、団体独自でも運動に取り組んでいただけるよう、運動の様子を映像化したDVDを作製し、配布することも考えている。

 特定高齢者から一般高齢者、さらには広くの市民の方々にこの「おおつ光ルくん体操」を知っていただくことにより、介護の必要な状態にならないといった介護予防の意義、目的を認識いただくとともに、体操の共通化により、あらゆる機会において運動を行うことができるものと考え、今後、通所介護事業所に対しても周知したいと考えている。