谷ゆうじ 議会活動の軌跡〜8つの視点〜
おおつSNSについて
質 問
 おおつSNSについては、本年6月1日から本格運用が始まった。地域の活性化などにどのようにつながるのかを具体的に検証する目的で実証実験が開始されたと理解をしているが、その成果はどのようなものであったのか。今後の運営のあり方について2点質問。

 1点目は、運営体制について。現在、情報システム課が所管し、担当職員が昼夜を問わず管理に当たっておられる。結の協働プロジェクトを推進する一つのツールとして、NPOとの協働による運営を視野に入れておられるようだが、協働推進体制のさらなる充実が図られなければ実現は困難であると考える。どのようなビジョンを持って検討されていかれるのか、見解を問う。

 2点目は、行政運営への反映について。本市のさまざまな課題について、さまざまなサイトが立ち上がり、市民、行政職員が対等な立場で意見を交換し合っている。これは一つの成果であり、何らかの形で行政運営に役立てたいとされる本市の姿勢を評価するが、そのための庁内体制は構築しているのか。おおつSNSを協働の場、すなわち結の場と位置づけるのであれば、登録者との合意形成は欠かせない。今後の展望を問う。
答弁:政策調整部長
 おおつSNSの実証実験の結果については、5月現在で参加者約800人、公式コミュニティを含めまして70コミュニティが生まれ、月間アクセス件数も平均10万件を超える状況となっている。中でも子育てに関する投稿が非常に多く、育児の悩みなどを同年代で相談し合ったり年配の方から助言があったりと、人と人を結ぶだけではなく、世代間をも結ぶことができるツールとして一定の成果が得られたものと考えている。また、実証実験後のアンケートにおいても、回答者の9割以上の方が「参加してよかった」と回答されており、今後も活発な活動が継続できますよう推進していきたいと考えている。

 次に、その運営体制については、この実証実験を通して子育て支援の公式コミュニティのように子育て総合支援センターにおいて管理運営している状況も踏まえ、また参加者が招待制というシステムの中で相互監視機能も発揮しながら、おのおののコミュニティでの自主運営など、自立に向けた支援にも努めていきたいと考えている。今後は議員御指摘の内容も含め、おおつSNSが持つ「まちの活性化」と「市民との協働の場の提供」といった、本来開設した意義を再認識する中で、現在参加している市職員などを核として、まちづくりへの提案など論議する新たなコミュニティの設置に努め、政策分野への活用を模索していきたいと考えている。いずれにしても、運営に当たっては安全・安心を基本に置きながら、活発でよりよいコミュニティへと発展するよう、さらに「結の湖都・大津」にふさわしい協働のまちづくりの一助となるよう、推進していきたいと考えている。