谷ゆうじ 議会活動の軌跡〜8つの視点〜
予算編成過程の公開について
質 問
 現在、大津市においては、総合計画と予算編成、さらには施策、事務事業評価が連動する総合的な行政評価システムの確立に向けて取り組まれ、また庁内分権推進の観点から、事業単位での枠配分予算に必要となる事務事業の再編作業が行われている。市民福祉の向上や行財政運営のさらなる効率化につながるものであり、その効果に期待をするが、市民に対する積極的な情報提供の観点から、次年度以降の予算編成過程において、主要段階における途中経過を査定後にホームページ等で公開される考えはないか。

 世界的な不況の最中、今後の財源確保は極めて不透明であり、行財政改革を着実に進めていくためには、市民の理解と協力が今後より一層必要となってくる。地方分権のさらなる推進に伴う「自立した都市経営」の観点からも、予算編成手続の透明性を今以上に高めるべきだと考え、取り組みに向けた本市の見解を問う。
答弁:総務部長
 予算編成過程の公開については、県内では草津市が、全国的にも徐々に取り組む団体が広がりを見せている。市民協働の推進が様々な分野で積極的に図られている今日、市民と行政が財政情報を共有し、市民の理解と協力を得ながら行政運営を進めていくことは重要なことと認識をしている。しかしながら、どこまでの内容を、どのような手法で、どの段階で公開していくかについては、各団体それぞれに特色があり、よりわかりやすい公開に向けて模索されているのが現状と思われる。公開については、システム改修等の経費負担や事務量の増大などが伴うものと考えられることから、いましばらくは同規模他団体の公開の状況やホームページのアクセス件数などを検証し、いかに市民に有効活用されているかとの比較検討を加えながら研究をしていく。特に、大変厳しい財政状況が続き、限られた財源の中での予算編成となる今日、より透明性を確保し、説明責任を果たすことが重要なこととの認識のもと、調査研究をしていく。
再問
 行政改革を推進していかなければならないが、市民サービスに直接的な影響を及ぼし、市民理解が深まらなければ達成できないことがたくさんある。今年度においては、結プランの見直しもされている最中であり、いましばらくと答弁された趣旨と、質問の中で次年度以降ということを申し上げたが、どういった取り組みであれば可能かを問う。
答弁:総務部長
 まずは他団体も含めた調査研究をしていきたいと考えており、踏み切るにはまだまだ大きな課題や問題があると考えている。これらを含めて調査研究をし、さらに基本的には予算は議会で審議をいただくわけであり、議会とも十分協議、相談をさせていただいた上で、これらについて研究したいと考えている。