谷ゆうじ 議会活動の軌跡〜8つの視点〜
びわこ大津草津景観推進協議会の設置について
質 問
 平成27年10月10日、景観づくりチャレンジ隊・大津祭編に合わせて開催されたびわこ大津草津景観推進協議会において、連絡調整に限定されてきた同協議会の担任事務を拡充する方針が両市長によって確認されました。このたび、地方自治法の規定に基づき、新たな規約のもとでびわこ大津草津景観推進協議会を設置するための議案が両市議会に提出されましたが、平成25年11月に両市長によって調印されたびわこ大津草津景観宣言の具現化に資するものであり、両市歴代執行部の取り組みに敬意を表するものです。

 協議会の設置目的に掲げられている両市共同による景観基本計画の策定については、対岸景観の保全、旧東海道沿道の連続性のある景観形成、屋外広告物の統一した規制誘導を図る上において必要な取り組みであり、早期の実現に期待をするものですが、地方自治法第252条の2の第2項に基づくびわこ大津草津景観推進協議会を景観法第15条に基づく景観協議会に位置づけられることを見据えての議案提出なのか。民間団体との連携強化を目指されるのであれば、方針を明確にされるべきと考え、見解を伺います。
 また、基本計画の策定に当たっては、両市景観審議会に参画を求めることになりますが、意見の調整はどのような形で図られることになるのでしょうか。附属機関を共同設置される必要性とあわせて見解を伺います。

 2点目、両市共同デザインによる案内看板の設置について。 旧東海道沿道には多くの歴史文化資源が存在しているも、現状においては来訪者にその魅力や所在を伝える案内看板が不足をしています。平成27年6月通常会議において、旧東海道のまちづくりに取り組む団体や大学とも連携を図りながら、びわこ大津草津景観推進協議会が主体となって両市共同デザインによる案内看板を設置されることを提言し、過日開催された協議会においては、今後の取り組み事項として確認がなされました。
 大津市は今後、連続性のある景観形成につながる案内看板の設置に向けてどういった方針で取り組んでいかれるおつもりなのか、見解を伺います。

答弁:都市計画部長
 びわこ大津草津景観推進協議会の設置についてのうち、1点目の景観法に基づく景観協議会の位置づけについてでありますが、当協議会は平成25年11月に連絡調整を行うための組織として設立されました。その後、両市間での協議を経て、両市共同による広域的な景観基本計画の策定に向け、当協議会を地方自治法に基づく協議会とすることについて両市が合意に至り、このたび本会議に議案を提出したものであります。
 今後、両市が連携して景観基本計画を策定し、施策を推進していくためには、市民及び民間団体の方々との協働が大変重要であると認識しており、議員お述べのとおり、景観法に基づく景観協議会の設置については、市民協働の有効な方策であると考えます。しかしながら、景観法には複数の景観行政団体による広域的な連携体制に関する事項が明記されていないことから、今後法規定の幅広い運用について調査研究を行った上で方針を明確にしていきたいと考えております。

 2点目の両市景観審議会における意見の調整についてでありますが、基本計画の策定に当たっては、両市それぞれの景観計画への反映を見据えて検討を行っていく必要があります。このことから、両市景観審議会の参画につきましては、附属機関の設置という方策も含めて両市で検討してまいります。

 3点目の両市共同デザインによる案内看板の設置についてでありますが、今後は両市において旧東海道における案内看板の設置状況を調査し、景観形成につながる案内看板のデザインや来訪者にわかりやすい看板の設置について、市民及び民間団体、さらには大学と連携しながら両市で協議を行ってまいります。