谷ゆうじ 議会活動の軌跡〜8つの視点〜
アダプトプログラムについて
質 問
 アダプトとは養子にすることを意味し、一般道路、公園、河川など一定区画の公共用地を住民団体、企業団体が愛情と責任を持って清掃美化する共同作業をアダプトプログラムという。滋賀県においては、「淡海エコフォスター制度」というプログラム名称で実施されており、平成20年9月末時点において、大津市内では39の団体が国道、県道、琵琶湖岸などで清掃美化作業を実施されている。

 本市においては、行政改革プランの中で取り組み項目とし、平成19年度は関係各課会議を開催し、制度化に向け現状や課題、実施方法について検討されたと認識しているが、プログラムの名称等、今後どのような形で取り組んでいかれるつもりなのか、見解を問う。

 また、本年6月定例会以降、JR石山駅、瀬田駅、大津京駅前に設置されたごみ回収容器は試行期間を経た後に撤去され、駅前広場における散在性ごみ対策は新たな局面を迎えようとしている。将来的にはアダプトプログラムによる清掃美化作業の広がりを期待するが、まずはごみの減量、リサイクルの観点から、ターミナルごみ収集という事業そのものを廃止してはどうか。財政状況の改善にもつながると考え、本市の見解を問う。
答弁:市民部長(アダプトプログラムについて)
 今後どのような形で実施していくかについては、現在、去る6月に設置をした協働のまちづくり庁内推進本部の中の行政改革と協働部会の検討項目の一つに位置づけている。

 具体的には、今年度2カ所の市道を対象にアダプトプログラムが試行的に実施されることから、これらの結果を検証しながら、同部会と関係課とによる協議を行っていきたいと考えている。

 今後も、協働のまちづくり庁内推進本部において、実効性の高い協働のルールづくりや市民の皆さんの多様なまちづくり活動への支援等について議論を進めていきたいと考えている。
答弁:環境部長(ターミナルごみ収集について)
 散在性ごみ対策の一環としてJR駅前広場やバス停などに設置していたごみ回収容器を、ごみの減量とリサイクルや公共の場所の管理のあり方あるいは費用面などの観点から、関係機関との調整、連携を図りながら設置の適否について検討を加えつつ、段階的に整理を進めているところである。

 本年7月までにJR琵琶湖線各駅及び浮御堂前バス停などのごみ回収容器の撤去を行っており、湖西線の各駅につきましては、10月に撤去した大津京駅の状況を踏まえた上で、現在、唐崎駅、比叡山坂本駅、おごと温泉駅、堅田駅での試験的な撤去にかかっており、その後の状況を確認していくこととしている。

 これらの撤去を行なった各駅前の状況としては、道路管理者による清掃委託、市民の方や事業所によるボランティア清掃により、現在のところ概ね良好な状態に保たれている。

 このことから、残るターミナルごみ収集容器につきましても、地元自治会や関係機関との協議が調えば、今年度中をめどに廃止の方向で整理をしたいと考えている。