公共サインの現状

毎週日曜日、大河ドラマ「光る君へ」を視聴するのを楽しみにしています。学生の頃に学んだ「摂関政治」の実態について学べる機会でもあり、自分なりの視点で作品を満喫しています。現在、JR琵琶湖線ではラッピング列車「びわこおおつ紫式部とれいん」が走行しています。いつの日か乗車したいと願っています。
   
大津市には紫式部や源氏物語にゆかりのある社寺や名所旧跡が存在します。 
大河ドラマの放映を通じて、多くの皆様に大津の歴史・文化の魅力を実感いただきたいと願うものです。
 
もう、何年にも渡って指摘しているのですが、街中に設置されているラダー(飛行機の方向舵)型の看板のうち、適切に維持管理されていないものが今もって散見されます。
リニューアルされた看板が存在することも承知していますが、どの様な方針のもとで維持管理されているのか…。
劣化が著しく、機能を果たしていないものについては、更新されるか、必要に応じて撤去されるべきと考えます。
 
 

 
平成4年6月通常会議、共生社会の実現推進に向けた取り組みについてをテーマに質疑・一般質問を行いました。
このなかで、公共サインの整備更新、また、適切な維持管理を行うにあたり、景観や周辺環境との調和に配慮することにあわせ、ユニバーサルデザインの視点を踏まえながら、新たに大津市公共サインガイドラインを策定されることを提言しました。
誰にとっても見やすく、分かりやすい公共サインの整備更新、適切な維持管理に取り組んでいくつもりなのか…。
本市における公共サインの現状に対する評価とあわせて見解を求めたところ、下記の見解が示されました。
議会での答弁を要約して掲載します。
 
共生社会の実現推進に向けた取り組みについてのうち、1点目の大津市公共サインガイドラインの策定に向けた取組についてでありますが、本市が設置した地図や案内板等は、所管課がそれぞれの目的に応じて設置し、維持管理を行っているのが現状であり、議員お述べのとおり、その中には経年劣化が著しいものや、現状では表記が誤っているものがあると認識しております。
 
地図や案内板等は誰にとっても見やすく、分かりやすいという情報伝達としての役割だけではなく、まちの景観を構成する重要な要素の一つであるため、今後、大津市の地図や案内板等のデザインや維持管理の指針について他都市の事例を参考に調査、研究するとともに、現在、策定作業を進めております第2次景観計画へ位置付けてまいりたいと考えております。
 
・・・掲載終わり・・・
 
都市計画部長が答弁されましたが、全庁的な課題と認識しています。
大津市が公表する大津市民憲章の解説を読み直し、早急に改善されるべきとの認識をより一層、強く持ちました。
 
リンク:谷ゆうじHP 指摘・提言の実績 共生社会の実現推進に向けた取り組みについて
 
リンク:大津市ホームページ 大津市民憲章解説

 

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