びわこ東海道景観協議会
12月19日、草津市役所で開催された「びわこ東海道景観協議会」に出席。景観法に基づく景観協議会として同協議会が設置されて以降、(公社)日本建築家協会近畿支部滋賀地域会の一員として委員を務めてまいりましたが、今後、自らが果たすべき役割と使命に思いを巡らせ、また、「県道18号と東海道沿道における屋外広告物の共通推奨ガイドライン(案)」が取りまとめられたことを受け、12月末をもって委員を辞任することにいたしました。
県道18号とは、両市を結ぶ幹線道路(大津市⇔近江大橋⇔草津市)です。
県道名では両市市民、事業者に伝わりにくいと考え、「びわこ東海道屋外広告物共通推奨ガイドライン」、もしくは、推奨であっても指針であることに変わりはないことから、「びわこ東海道屋外広告物ガイドライン」にされてはどうかと提言しました。
会議の閉会にあたり、退任の挨拶をする機会をいただきました。
平成22年4月に両市関係部職員によって組織される「大津草津景観連絡会議」が設置されて以降の取り組みが走馬灯のように思い出され、胸に去来するものがありました。
甚だ微力ではありましたが、15年近くに渡り、近江八景と東海道でつながる大津市と草津市の広域景観連携に携わることができたことは、私にとっては誇りであり、喜びでもあります。
H22. 4
大津草津景観連絡会議の設置
H25.11
びわこ大津草津景観宣言の調印 びわこ大津草津景観推進協議会の設立
H28. 4
びわこ大津草津景観推進協議会 議会の議決を経て地方自治法に基づく協議会へ移行
H29. 5
東海道統一案内看板ロゴマーク 商標登録に関する協定書の締結
H29. 7
びわこ大津草津景観推進協議会/東海道統一案内看板専門部会の設置
H29.11
大津市議会・草津市議会連携推進会議 設置
H30.4
景観法運用指針 改正
*景観法運用指針が改正され、隣接する二以上の景観計画区域が連携し、広域的な観点から調和のとれた景観形成を推進する必要がある場合には、共同してひとつの景観協議会を組織できることが明確にされる。
H30. 4
びわこ大津草津景観推進協議会に予算執行権が付与される
H30.11
東海道統一案内看板設置の手引き作成(東海道統一案内看板専門部会)
R 1.5
びわこ東海道景観協議会の設立(景観法に基づく協議会)
R 3. 3
びわこ東海道景観基本計画の策定
「びわこ大津草津景観宣言」のさらなる実現を図るため、今の自分に何ができて、これから何をすべきなのか。
これまでの活動を振り返りながら、決意を新たに新年を迎えたいと思います。
リンク:びわこ大津草津景観宣言【PDF】