【チェックの方法】

 今期定例会に提出されている予算議案の一部に誤りがあり、予算決算常任委員会における補正予算の審査は本会議で訂正が承認された後に行われました。

予算金額に関わる誤りではなかったものの、事前の確認が不十分であったことが原因であり、予算書の書式が変わったことも影響しているのかもしれませんが、今後は財政課だけでなく、所管課においても十分にチェックを行っていただきたいと考えます。

「検符」という言葉があります。
公共測量等をおこなう際には、観測者と照査者の2名が手書きで成果物のチェックを行います。
また、建築の設計図書においても、仕様書と図面に不整合がないかのチェックは手作業で行います。
申し上げたいことは、どれだけデジタル化が進もうとも、最後は複数の人間が時間をかけてチェックするしかなく、その為に必要となる時間は、当初から見込んでおく必要があるという事です。

それにしても平成24年度においては、議案審査に関係して定例会ごとに何かしらの問題が生じています。
市長の意思決定から議案の提出に至るまでの期間が短すぎるのか、それとも、ただ単に補助機関が十分に機能していないのか!?
会派としても検証を行ってまいります。

谷 祐治

«
»