【生活産業分科会】

 予算決算常任委員会生活産業分科会に出席。市民部、産業観光部、環境部が所管する平成25年度予算について審査を行いました。 

市民部には、いじめ対策を目的とした附属機関の位置付けについて質問。
配布された資料では執行機関との位置付けが不明確であり、議論が噛み合いませんでした。 

産業観光部には、旅ブログによる観光情報の発信について、事業内容の確認を行いました。
自治体が主体的に行うべきものであるのか、また市民理解が得られる事業手法なのか、答弁をもとに調査を継続してまいります。

環境部には、ごみ焼却施設について質問。
焼却施設を3から2施設に変更するための予算が計上されていますが、コンサルタント会社による中間報告においては、リサイクル施設が当初計画されていた2施設(北部及び南部クリーンセンター)ではなく、環境美化センターを含めた3施設に併設される前提となっています。
経済比較は大津市が従来計画してきた前提を含めて実施されるべきであり、そうでなければ方針転換に対して説明責任を果たしたことにならないと考えます。

また、環境美化センターは有効利用できる敷地が狭隘であり、なおかつ風致地区であることから、高度利用にも制約があります。
さらなるゴミ減量施策が必要となる方針転換であり、これに見合う施設がどういった形で整備されることになるのか、市民及び事業者にさらなる負担を求めることになることからも、より精度の高い報告書案をもって再度説明いただくことになりました。

将来負担の軽減を図ろうとする大津市の方針には賛同するものです。
2焼却施設によるごみ処理が決定した場合には、リデュース(ごみの発生抑制)、リユース(再使用)、 リサイクル(ごみの再生利用)のさらなる実現が図られるよう、様々な立場でより積極的に取り組んでいきたいと考えています。

谷 祐治

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