【自治振興セミナー】

 滋賀県ならびに一般財団法人地方自治研究機構主催で開催された自治振興セミナーに出席。国と地方の役割について理解を深めたいと考え、申込をさせていただきました。地方分権の更なる推進と、分権時代に求められる地方公共団体職員の政策形成能力及び法制執行能力の育成・向上を図ることを目的として開催されたセミナーでしたが、多くの気付きをえることができました。

一国多制度推進ネットワークにおいて共同代表を務められる講師からは、自治体が地域の実情に応じて提供する公共サービスを決めることができ、そのための財源の調達方法も自治体自ら決定することができる仕組みの構築が必要であると述べられました。
持続可能な行財政システムの構築は自治体にとって喫緊の課題となっていますが、国による制約がいかに多いか、改めて実感しました。

国と地方の役割分担については、総務省が所管する地方制度調査会において議論がなされており、第30次においては、大都市制度の改革及び基礎自治体の行政サービス提供体制に関して答申が行われています。
住民自治と団体自治のあるべき姿について見識を広め、次なる行動につなげていきたいと考えています。

 

 

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