【都市計画セミナー】

 1月26日、早稲田大学国際会議場で開催された都市計画セミナー(主催:公益社団法人日本都市計画学会)に参加をする。セミナーのテーマは、「立地適正化計画の更なる展開による持続可能なまちづくり~都市の機能とアクティビティを考える~」であり、持続可能な都市形成のあり方について理解を深めてまいりました。

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〇基調講演
適正立地計画はこう使おう~真のコンパクトシティ政策とは~

北原 啓司 氏(弘前大学教授/日本都市計画学会理事) 

〇基調報告
立地適正化計画を巡る最近の動き
~策定の手引きと関係省庁コンパクトシティ形成支援チーム~
菊池 雅彦 氏(国土交通省 都市局都市計画課 都市計画調査室長)

〇事例報告
札幌らしいライフスタイルを支える都市構造を目指して
~札幌市における立地適正化計画の取り組み~
村瀬 利英 氏(札幌市市民まちづくり局 都市計画部 都市計画課長)

〇事例報告 大都市郊外の都市における立地適正化計画
~郊外住宅都市の将来に備える:箕面市を事例として~
土井 健司 氏(大阪大学大学院教授/箕面市都市計画審議会委員 立地適正化計画検討小委員会 座長)

〇事例報告 地方都市における地域再生と立地適正化計画
~区域外集落への対応とコンパクトシティ:見附市を事例として~
佐々木 政雄 (アトリエ74建築都市計画研究所 代表取締役)

〇パネルディスカッション
コーディネーター:北原 啓司 氏
パネラー:村瀬 利英 氏/土井 健司 氏/佐々木 政雄 氏/菊池 雅彦 氏

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立地適正化計画は、居住や都市機能の誘導により、持続可能な都市構造の形成を目指す計画であり、他都市においては、従来のコンパクトシティの概念を越えた様々な取り組みが始まろうとしています。
医療や福祉を含め、様々な計画に影響を与えることから、計画相互の関係性について可視化を図ると共に、大津市においては庁内体制を強化することが喫緊の課題であると感じました。
(仮称)大津市土地利用基本条例の策定を目指す上においても、また、次期大津市都市計画マスタープランをより良きものとするためにも、大変参考となるセミナーでした。

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