中消防署の移転場所

8月25日、議会運営委員会が開催される。9月通常会議補正予算案において、中消防署更新整備に係る移転場所を対象にした用地測量委託費が計上されることになりました。
 
候補とされてきた別所合同宿舎用地(国有地)への移転や大津市市役所別館現地立替ではなく、滋賀県が保有するびわこ競艇場駐車場敷地の一部を取得すると説明を受けました。
これまで行ってきた質疑一般質問において、当該用地が消防局内部における評価が最も高いことを明らかにしてきましたが、平成29年度に公表された4カ所6候補地からの絞り込みに至る経過は、市民にとって分かりにくいものであったと考えます。
 
そもそも、整備に適さない用地を候補地に含めていたこと自体、理解に苦しみます…。
今になってみれば「過去の話」かもしれませんが、議会におけるチェック機能が問われかねない事態であったと振り返っています。
 

リンク:谷ゆうじHP 指摘・提言の実績 :防災上の課題となっている本庁舎、中消防署の整備に向けた取り組みについて(H30. 2)

 

 

 
リンク:中消防署更新整備に係る移転場所について
 
リンク:中消防署更新整備に係る移転場所に伴う議会説明概要
 
 
「必要な耐震化が図られていない庁舎の整備を実現するため、中消防署用地の早期選定を求める決議」が全議員賛成のもとで可決されてから3年を迎えようとしています。
 
絞り込みに至ったことを評価するものですが、この決議案はあくまで、必要な耐震化が図られていない庁舎の整備を実現するため、大津市長に対し、早期に中消防署用地を選定することを求めたものです。
 
リンク:必要な耐震化が図られていない庁舎の整備を実現するため、中消防署用地の早期選定を求める決議
 
時を同じくして、本庁舎及び中消防署の移転整備に関係する協議資料の開示請求(公文書公開請求)を行っておりました。 

中消防署更新整備に係る移転場所の選定が庁舎整備に及ぼす影響をあらためて整理し、9月通常会議に臨みます。

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