【組織運営のあり方】

 総務・教育厚生連合審査会に出席。8月29日における審査会において、市長と教育委員会との見解が異なった大津市立中学校におけるいじめに関する第三者調査委員会の要請に基づく報告書の提出日についてあらためて審査を行いました。

大津市立中学校におけるいじめに関する第三者調査委員会は、平成25年1月31日に市長へ報告書を提出されました。
報告書においては、本件中学校及び教育委員会は報告書全体に対する検討を行い、その結果を文書で報告することを求めるよう市長に要請されています。
教育委員会は7月18日にあらためて検討を行った報告書の内容について議決を行い、7月25日、教育委員会委員長から市長に手交がなされています。
しかしながら、7月19日の段階において市長は既に報告書を受け取っており、市長はこの日を合議制の執行機関である教育委員会からの正式な提出と主張され、提出をした機関と受け取った機関とで見解が異なるという異例の事態となりました。

2回目となる本日の連合審査会においては、報道機関や議会へ報告のあった内容を踏まえて審査を行いました。
教育長は7月19日が正式な提出日であると見解を変更されましたが、委員長をはじめとする他の教育委員への報告は事後報告であり、事務局機能を含めた組織運営のあり方が問われる結果となりました。

連合審査会の結びにあたり、委員長が市長の政治姿勢を正されました。
他の執行機関や補助機関との信頼関係をどの様に構築されてきたのか、冷静に顧みていただきたいと考えます。

参考:大津市議会ホームページ

市議会トピックス9月6日(金) 第2回総務・教育厚生連合審査会を開催 ~市長と教育委員会との連携を厳しく追及~   

 

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