【ごみ発電施設】

 10月23日、生活産業常任委員会の視察にて、西宮市東部総合処理センターを訪問。平成24年12月に完工した最新技術で建設されたゴミ焼却施設であり、ライフサイクルコストの低減に徹底して取り組んでおられます。

ごみ発電施設を併設されており、その性能と稼働状況について詳細に調査をさせていただきました。
ボイラで発生した蒸気で発電を行い、発電した電力は工場内で使用されるのですが、余った電力は他の公共施設や電気事業者に送電されています。
蒸気タービン発電機については、もっと大型のものを想像していたのですが、非常にコンパクトであると感じました。

年度によって変動はありますが、平成26年度における収益額は、年間の維持管理費に相当する額が見込まれています。
ごみの焼却量や設置する機器によって効果は異なりますが、大津市においても参考にすべきと考えます。

また、建設及び維持管理に関わる事業者の決定については、コスト削減もさることながら、その過程において十分な透明性を確保する必要があります。
視察の結果を踏まえ、この点についても委員間で議論してまいります。

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