【都市計画審議会】

 9月2日、大津市都市計画審議会に出席。びわこ文化公園都市に位置する滋賀県立近代美術館の増築に伴い、当該用途地域を第一種住居地域から第二種住居地域に変更する議案について審査を行いました。

平成四年の都市計画法改正(用途地域の細分化)に伴い、床面積が3,000㎡を超える同美術館については、この時点で既存不適格建築物となりました。
新生美術館基本計画は平成25年に策定されていることから、もっと早期に審査されるべきであったと考えます。

滋賀県の説明に納得のいかない点もありましたが、増築そのものに反対する立場でないことから、議案には賛成をしました。
滋賀県及び大津市においては、この度の審査で各委員から出された意見を重く受け止めていただきたいと考えます。

午後からは一般社団法人滋賀県建築設計家協会の全員協議会にて、「大地震発生時において建築士に期待される役割 自治体における受援体制の構築に向けた課題を踏まえて」というテーマで講演をさせていただきました。

防災対策のさらなる充実に向けて、決意を新たにする機会となりました。

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