早期実現に資する提言を行います!!

先日、京都市役所前にて、大津市役所本庁舎が必要な耐震性能を有するうえで取り組むべき課題を再認識いたしました。本館棟及び別館棟においては、機能空間を確保するための補強が困難との結論が出されて以降、随分と年月が経過いたしましたが、今もって本館棟を免振改修するか否かの結論(別館棟については、低層のため、コスト不採算と結論づけられる)は出されておらず、検討に必要となる地盤や杭の健全性等についても調査が実施されていません…。
 
参考:必要な耐震化が図られていない庁舎の整備を実現するため、中消防署用地の早期選定を求める決議 PDF
 
参考:公共施設対策特別委員会 「隣接国有地を活用した庁舎整備検討業務について」 平成27年12月17日
 

 

 

 

 

 
参考:公共施設対策特別委員会 初会合説明資料 「庁舎の整備について」 令和元年5月24日
 

 

 

 


 

 

現在、京都市役所においては庁舎の整備が行われており、歴史的・文化的価値の価値の高い本庁舎については、地下に免振層を設けることによって、耐震性能を向上させる工事が進められています。
外観についても劣化箇所の改修が防水や外壁洗浄とあわせて行われ、より魅力的な姿で甦ろうとしています。
 
参考:京都市役所HP 市庁舎整備基本計画の策定について
 
平成29年2月、大津市議会においては、「必要な耐震化が図られていない庁舎の整備を実現するため、中消防署用地の早期選定を求める決議」を全会一致で可決をしております。
 
参考:必要な耐震化が図られていない庁舎の整備を実現するため、中消防署用地の早期選定を求める決議 PDF
 

来る令和2年2月通常会議、下記4点を踏まえ、あらためて早期実現を求めてまいります。
 
①土砂災害警戒区域に指定されている隣接旧国有地の活用方針について
 
②中消防署移転用地とする別所合同宿舎用地(国有地)を分割取得できる可能性と一括取得した場合における土地利用の可能性について
 
③中消防署用地として競艇場駐車場用地(県有地)を分割取得する上での諸課題について
 

 

 
④本館棟における歴史的・文化的価値に対する評価と免振改修を実施する上で留意すべき点について

 
参考:大津市庁舎本館棟及び別館の建物についての見解(一般社団法人 日本建築学会近畿支部)
 

 

 

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