避難情報の発令を危険な場所からの避難行動につなげるための取り組みについて( R3. 9)

質問

令和3年8月14日、私が住まいする滋賀学区の土砂災害警戒区域等を対象に「警戒レベル3」に該当する「高齢者等避難」が発令されました。大津市消防団に所属をしており、当日は滋賀分団の一員として、発令時間、発令地区、発令理由、避難場所等が記された赤色の伝達文を対象世帯に配布しました。

内閣府が定める「避難情報におけるガイドライン」において、高齢者等避難における「高齢者等」とは、「避難に時間を要する又は独力で避難できない在宅又は施設を利用している高齢者や障害のある人等、及び避難を支援する者」と定義づけられていますが、警戒レベル3は「高齢者等」以外の方も必要に応じ、出勤等の外出を控えるなど普段の行動を見合わせ始めたり、避難の準備をしたり、自主的に避難するタイミングともされています。

新たなガイドラインが策定されて日が浅いこともあり、8月14日当日、「警戒レベル」に関するご質問を数多くいただきましたが、当該ガイドラインの改定によって「避難勧告」が廃止をされたこと、また、警戒レベル5「緊急安全確保」ではなく、警戒レベル4「避難指示」までに必ず避難いただく必要があることを、より分かりやすい形で周知していくことの重要性を再認識いたしました。
 
気象庁は大雨による災害発生の危険度の高まりを地図上で確認できる「キキクル」(警報の危険度分布)公表しています。「キキクル」という名称は『危機が来る』に由来しており、雨による災害の危険度が5段階に色分けされています。警戒レベルとの関係性も分かりやすく、当該ホームページのQRコードを避難情報の発令に伴う伝達文に記すことは危険性をタイムリーに把握いただくうえにおいて、大変効果的であると提言するものです。大津市はこの度の「高齢者等避難」の発令を通じて明らかとなった課題をどの様に捉え、今後の防災活動に活かしていく方針なのか。見解を求めます。
 

答弁:危機管理監

3項目目の避難情報の発令を危険な場所からの避難行動につなげるための取り組みについてのうち、「高齢者等避難」の発令を通じて明らかとなった課題と今後の方針についてでありますが、「高齢者等避難」が、避難に時間を要する方に、早く避難を開始してもらう目的の発令であることなど、発令する避難情報の趣旨をさらに周知していく必要があると考えております。本年5月に内閣府の「避難情報に関するガイドライン」が改定され、これに基づく新たな避難情報の内容については、これまでも広報おおつへの掲載や報道機関の協力を得て、市民の皆様に周知を行ってまいりましたが、避難情報が発令された際の迅速かつ適切な避難行動につなげるため、今年度全戸配布を予定しているハザードマップの裏面にわかりやすく掲載するなど、今後も引き続き周知に努めてまいります。
 

答弁:消防局長 

避難情報の発令を危険な場所からの避難行動につなげるための取り組みについてのうち、「キキクル」のホームページのQRコードを避難情報の発令に伴う伝達文に記すことについてでありますが、消防局では、国が示す「避難情報に関するガイドライン」改正の趣旨等を踏まえ、避難情報伝達カードの配布・活用方法を改めて検討しなければならないと考えております。市民一人ひとりが、迅速かつ安全に、危険な場所からの避難行動につなげていただけるよう、避難情報伝達カードへのQRコードの追記も含めて、今後、検討してまいります。

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