案内地図

令和7年6月通常会議、私は、皇子が丘公園と皇子山総合運動公園の魅力向上に向けた取り組みについてをテーマに質疑一般質問を行いました。この中で、広大な敷地を有する皇子が丘公園の案内地図を作成し、広く公開することを提言しました。
 
質問
 
広大な敷地を有する皇子が丘公園の案内地図を作成し、広く公開することについて。皇子が丘公園は昭和36年に大蔵省から無償譲与を受けて開設された大津市を代表する総合公園であり、体育館やテニスコートなど、年間を通じて多くの市民が利用する運動施設が整備されています。およそ16haの面積を有しており、駐車場についても複数整備されているものの、市民や来訪者に対して公園施設の全容を分かりやすく伝える案内地図は作成されていません。バリアフリー化に関する情報とあわせて掲載され、大津市のホームページを通じて広く公開されることを提言するものです。このことについて見解を求めます。
 
答弁
 

皇子が丘公園の案内地図を作成し、広く公開することについてでありますが、現在、皇子が丘公園の敷地内に案内地図を掲示しております。公園施設の全容がわかる案内地図の作成や市ホームページで周知することは、公園利用者の利便性の向上に寄与するとは考えますが、他の都市公園においても同様であることから、現時点で設置の予定はありません。

 
下記の写真は現在、皇子が丘公園の敷地内に掲示されている案内地図です。
 
 
 

 

 

 

 
「いこいの村びわ湖」に「大津ユースホステルセンター」、私にとっては思い出深い、とても懐かしい施設です。

しかしながら、これら施設は随分と以前に廃止され、建物も解体されています。
 
今期通常会議において、大津市景観計画ガイドライン・公共サイン編の策定を契機とする公共サインの適正化に向けた取り組みをテーマに質疑・一般質問を行いましたが、当該案内地図には正しい情報が表示されておらず、市民や来訪者に対して、公園施設の全容を分かりやすく伝える案内地図になっていないと評価するものです。


「現在、皇子が丘公園の敷地内に案内地図を掲示しております。公園施設の全容がわかる案内地図の作成や市ホームページで周知することは、公園利用者の利便性の向上に寄与するとは考えますが、他の都市公園においても同様であることから、現時点で設置の予定はありません。」
 
当該案内地図が掲示された年度は定かでありませんが、「いこいの村びわ湖」のあったエリアには現在、駐車場が整備されています。
また、令和68月通常会議において、テニスコートに近接する駐車場については、舗装面の劣化が著しく、障害者のための国際シンボルマークも消えかかっていることを指摘しましたが、当該案内地図においては、駐車場の表示そのものがなされていません。
  
再質問する時間が残されておらず、大津市の真意を確認することができませんでした。
質疑・一般質問の終了後、あらためて皇子が丘公園を訪ねました。

当該案内地図の横に設置されている消えかかった「冒険砦」の案内看板を眺め、公共サインを適正に維持管理する必要性を再認識しました。
他の都市公園を含め、市民、来訪者にとって分かりやすい情報の発信に取り組んでいただきたいと考えます。
 

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