【より良い保育に向けて】

 教育厚生常任委員会の視察にて、日吉台、坂本、志賀南の3幼稚園ならびに和邇、皇子が丘の2保育所を視察。保育の質の向上をテーマとした視察であり、3チームの分担によって大規模園及び小規模園(中規模園)の視察を行うことになっています。

私は岸本委員と伴委員の3名で視察を行いました。
今回の視察は適正規模、幼児教育のあり方、幼保共通カリキュラムを視点としたものであり、それぞれの園の教育目標を踏まえた取り組みについて園長先生からお話を伺いました。

日吉台、坂本幼稚園においては定期的な交流を持たれており、年少組と年長組が一体となった事業についても積極的に取り組んでおられます。
小規模園においては、遊びのグループが限定されることやクラス替えが出来ないことなどが課題にあげられますが、地域の皆様にもお支えをいただき、豊かな教育環境のもとで園運営が行われていることを実感しました。

また、志賀南幼稚園については、旧志賀町時代に3年保育が実施されていたこともあり、共有スペースにゆとりが感じられました。
現在、空きスペースは教育施策の充実を図るために活用されていますが、大津市において3年保育が実施されるとなった場合においては、モデル園になりえると感じました。

今回の視察を通じての感想ですが、それぞれの園がまちづくりにおいて担っている役割を評価したうえでなければ、適正とされる規模を見出すことは出来ないと考えます。
子どもの健全な発育と成長を願い、委員会における議論を充実したものにしてまいります。

 

 

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