【公人屋敷】

 大津市坂本の地で1月に開催を予定している第3回近江建築塾・景観まちづくりフォーラム(公益社団法人日本建築家協会近畿支部滋賀地域会主催)で訪問を予定している公人屋敷(旧岡本邸)へ。比叡山延暦寺を支えた公人(くにん)について理解を深めるとともに、江戸時代後期に建設されたと推定されている主屋や敷地内に現存する米蔵・馬屋などを見学しました。

平成13年に岡本家から大津市に寄贈がなされ、平成15年秋からおよそ1年をかけて保存改修工事が実施されました。
平成17年3月には主屋、米蔵、馬屋が大津市指定文化財(建造物)となっており、公人屋敷の旧状を今に伝えています。

この他、町歩きにおいては、耐震補強工事が実施されている伝統的建造物の見学会を予定しています。
設計者から工法の特徴などについて説明がなされることになっており、歴史的資源を活かしたまちづくりを推進する上において有意義な機会になると考えています。

昨年度同様、一般の方にもご参加いただけます。
詳細が決定しましたら、あらためてお知らせ申し上げます。

参考:大津市ホームページ 公人屋敷(旧岡本邸)

 

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