【災害の定義】

 (仮称)大津市防災基本条例の制定について検討する政策検討会議に出席。消防局職員ならびに総務部危機・防災対策課の職員出席のもと、大津市防災対策推進基本条例の検証と対応について議論しました。

基本条例が想定し、対象とする「災害」については委員間で意見が分かれました。
既存条例である大津市防災対策推進条例においては、定義はされていないものの、「災害」とは自然災害を想定しています。

災害対策基本法において防災とは、災害を未然に防止し、災害が発生した場合における被害の拡大を防ぎ、及び災害の復旧を図ることを意味しますが、大規模事故災害や国民保護計画の対象となる事態、また、パンデミックを引き起こすような感染症などの危機事案全般を「災害」に位置付け、市民・事業者における責務と役割を明記することは困難であると考えています。

また、「防災」という言葉が持つ意味についても様々な解釈が可能となります。
認識の共有を図った上で議論が進められるよう、今後も努めてまいります。

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