【紀貫之】

 歴史・文化を活かしたまちづくりに取り組んでおられる有志の方々と懇談をさせていただく。その際、土佐日記の作者であり、古今和歌集の代表歌人である紀貫之の墓所を高知県南国市で顕彰活動に取り組まれている市民団体の皆さんが参拝されていることが話題となりました。

墓所は比叡山鉄道坂本ケーブル「もたて山駅」から徒歩10分程の位置にあります。
墓参は毎年4月に行われており、昨年度は南国市長も来津なされました。
また、南国市国府小学校と坂本小学校に通う児童との交流も継続して行われています。
南国市との交流は古都大津として誇るべきことであり、あらためて感銘を受けました。

私が住まいする学区には、その昔、紀貫之卿がこの地で大根を召し上がられたという伝承が残されています。
今日教えていただいたお話しによると、その大根は柳大根(細口大根)であったらしく、歴史のロマンを感じました。

«
»