びわ湖大津館を景観重要建造物に指定することについて( R8. 3)
質問
大津市は令和8年度大津市一般会計予算において、市指定の有形文化財であり、映画のロケ地として全国的に注目を集めるびわ湖大津館を適切に保存・活用し、公園のさらなるにぎわい創出を図るため、官民連携の可能性について調査・検討するための予算を計上されました。びわ湖大津館は、昭和9年に開業した旧琵琶湖ホテル本館を改修した施設であり、平成19年には経済産業省によって、「外貨獲得と近代日本の国際化に貢献した観光産業創世記の歩みを物語る近代化産業遺産群」を構成する遺産に認定されています。
当時、大津市は遊覧都市構想を掲げており、官民共同出資により建設された旧琵琶湖ホテルはその実現に向けて大きな役割を果たしてきました。施設が立地する柳が崎湖畔公園は、日本の歴史公園100選に選定されるなど、大津市を代表する公園として知られています。令和の新たな官民連携によって、公園のさらなるにぎわい創出と湖都大津のさらなる魅力創造が図られることに期待をするものです。
大津市においては平成22年3月に旧大津公会堂をはじめとする7つの建造物を景観重要建造物に指定されています。令和7年11月に第二次大津市景観計画が策定されたことを受け、あらためて、びわこ東海道景観基本計画にて、対岸重要眺望点に選定されているびわ湖大津館を景観重要建造物に指定されることを提言するものです。びわ湖大津館は地域の良好な景観のシンボルとなる建造物であり、地域における景観形成のよりどころとなる景観資源として広く認知されています。びわ湖大津館を景観重要建造物に指定することについて、見解を求めます。
答弁:都市計画部長
びわ湖大津館を景観重要建造物に指定することについてでありますが、景観重要建造物は、良好な景観の形成に重要な建造物であることから、その指定にあたっては、市民の共通認識を得ていることを前提としております。
そのため、旧大津市景観計画では、指定方針として、地域との協働により景観形成実施計画などを策定している地区の建造物を対象としておりましたが、第2次大津市景観計画においては、景観重要建造物の拡充を図るため、対象地区を限定せずに指定できる方針に改めました。このことにより、指定対象範囲が広がりましたが、景観形成実施計画などが策定されていない地区における市民の共通認識の把握について整理が必要なことから、今後調査研究してまいります。

