共生社会の実現に向けて率先して取り組む課題について(R1.9)( H31. 9)

質問

1点目、ユニバーサルデザインを基本としたまちづくりについて。大津市公共施設バリアフリーチェックによって得られた気づきを整理し、その情報を市民、事業者に公開をし、施設整備や維持更新の参考にしていただけるよう、指針として取りまとめられることを提言するものです。また、大津市が改築、改修する施設のうち、必要と判断されるものについては、移動に配慮が必要な方の意見が設計、施工の段階から施設整備に反映されるよう、あわせて制度化を図るべきと考えますが、次期大津市バリアフリー基本構想の策定を見据え、大津市はどういった取り組みのもとでユニバーサルデザインを基本としたまちづくりを推進させていくつもりなのか。おおつ障害者プランのさらなる推進を図る観点から、見解を求めます。

 

2点目、ユニバーサルデザイン2020行動計画の実現に向けた取り組みについて。東京オリンピック・パラリンピック競技大会を契機として、ユニバーサルデザイン2020行動計画が国によって策定されました。心のバリアフリーを推進することによって、共生社会を実現するための方針が示されており、様々な心身の特性や考え方を持つすべての人々が、相互に理解を深めようとコミュニケーションをとり、支え合うこととの重要性が記されています。具体的な取り組みについては、学校教育、企業、地域及び国民全体、そして障害のある人による取組に分けて施策が検討されています。大津市においても心のバリアフリーの推進が図られるよう、「ユニバーサルデザイン2020行動計画」の実現に向けて取り組むべきと考えますが、市長ならびに教育長の見解を求めます。

 

答弁:市長

共生社会の実現に向けて率先して取り組む課題についてのうち、2点目のユニバーサルデザイン2020行動計画の実現に向けた取り組みについてでありますが、行動計画では、心のバリアフリーとは、さまざまな心身の特性や考え方を持つ全ての人々が相互に理解を深めようとコミュニケーションをとり、支え合うこととされており、2020年のパラリンピックは共生社会の実現に向けて人々の心のあり方を変える絶好の機会であるとされています。本市におきましても、職員向けに心のバリアフリー研修の検討など、ユニバーサルデザイン2020行動計画の趣旨に沿って、自分とは異なる条件を持つ多様な他者とコミュニケーションをとる力を養い、支え合える環境づくりに努めてまいります。

 

答弁:福祉子ども部長

共生社会の実現に向けて率先して取り組む課題についてのうち、1点目のユニバーサルデザインを基本としたまちづくりについてでありますが、バリアフリーチェックによって得られた気づきにつきましては、施設整備を行う際の指針とするため、その情報を集約し、現在作成中の大津市独自の合理的配慮の提供事例集に反映できるよう、関係各課、関係機関と情報共有を行い、引き続き大津市差別解消支援地域協議会、大津市障害者自立支援協議会の差別解消部会等で事例集の作成作業を進めてまいります。
 
また、本市施設を改築・改修する際には、移動に配慮が必要な方の意見が設計・施工の段階から反映できるよう制度化することについてでありますが、おおつ障害者プランでは、福祉のまちづくりの推進を主要課題の一つに掲げており、関係法令を遵守するだけでなく、公共施設バリアフリーチェック等で得られた障害当事者の視点に立った意見を施設整備に反映できるよう、差別解消部会等に意見を求めるなどの効果的な仕組みについて検討してまいります。

 

答弁:未来まちづくり部長

ユニバーサルデザインを基本としたまちづくりについて、次期大津市バリアフリー基本構想の策定に当たってどのような取り組みのもとユニバーサルデザインを基本としたまちづくりを推進させるのかについてでありますが、大津市バリアフリー推進協議会とともにこれまでの基本構想の事業について進捗状況を整理、評価し、未施行の特定事業について推進を図ってまいります。
また、構想の改定に当たっては、新たな技術開発も視野に事業の見直しを行い、継続的にバリアフリー化に取り組んでまいりたいと考えております。

 

答弁:教育長

2点目のユニバーサルデザイン2020行動計画の実現に向けた取り組みについてでありますが、国のユニバーサルデザイン2020行動計画には、障害のある人への理解を図る指導を充実させることが示されています。現在、学校では総合的な学習の時間などに車椅子や点字を体験したり、盲導犬ユーザーの方のお話を聞いたりするなど、福祉体験学習を行い、障害のある人への理解を進めております。

子どもたちは、2020年に開催されるパラリンピックで選手たちが活躍する姿を見て障害のある人に対する考えを新たにする絶好の機会と考えています。パラリンピックを一つの契機とし、人々の生活や心において障害者という区切りがなくなるいわゆる心のバリアフリーの視点を大切にしながら、今後さらに障害の有無に関わらず、一人ひとりの違いや価値を認め、多様性を尊重する心の教育に努めてまいります。

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