予算編成過程の公開について( H24. 6)

質 問 (予算編成過程の公開に関するこれまでの調査研究内容について)

  平成21年6月定例会において、主要段階における予算編成過程の公開について質問したところ、大津市はシステム改修等の経費負担や事務量の増大などが伴うものと考えられることから、今しばらくは同規模他団体の公開の状況やホームページのアクセス件数などを検証し、いかに市民に有効活用をされているかとの比較検討を加えながら研究していくとの考えを示された。また特に、大変厳しい財政状況が続き、限られた財源の中での予算編成となる今日、より透明性を確保し、説明責任を果たすことが重要なこととの認識のもと調査研究をしていくとも答弁されたが、これまでの間大津市は予算編成過程の公開についてどのような調査研究を行ってこられたのかを問う。 

答弁:副市長

  予算編成過程の公開については、このたびその重要性を改めて感じたところである。これまでの調査研究の内容であるが、昨年度中核市の状況を調査するとともに、県内の財政担当連絡会議において、本市の提案により予算編成過程の公表の各市町の取り組みについて意見交換を行った。これらの結果、予算編成方針や予算概要については、当然本市を含むほとんどの自治体が公開をしているが、予算の編成過程、すなわち各段階における査定結果など、こういったプロセスを公開している自治体は県内では5市、中核市ではゼロという状況であった。


質 問 (予算編成過程の公開に向けた今後の取り組みについて)

 例年予算編成に係る説明会は10月中旬に開催され、副市長から所属長に対して予算編成要綱についての依頼通達がなされる。庁内分権の観点から、原則として各部局によって査定される枠内事業とそれ以外の枠外事業ごとに予算見積もり関係書類の提出期限が設けられ、財政課長経由総務部長あてに提出がなされている。財政課が作成した当初予算案については年末に内示がなされ、枠外事業を対象にした復活要求が翌日に締め切られた後、総務部長査定が実施されると理解している。ここで保留となった予算を市長、副市長の二役が査定され、通常予算案はこの時点で確定することになるが、当初の予算額が財政課の査定によってどのように変更されたのか、またどの事業が復活予算要求の対象となったのか、議員に配付される大津市各会計予算及び予算説明書では知ることができない。平成24年度の予算審査に先立って公文書公開請求を行い、当初予算説明書と二役査定用に用いられる当初予算復活査定説明書の開示を受けたが、枠内事業と枠外予算に分けて事業の説明がなされており、予算及び事業に対する理解を深める上において大変参考になった。予算編成過程の可視化を進め、行財政改革に対する市民理解を深めるためにもどのような取り組みであれば実現可能であると考えられるのか、見解を問う。

答弁:副市長

 予算編成過程の公表については、透明性の確保と説明責任を果たす方策の一つとして大変重要なことと認識をしている。しかしながら、公開ということになると、システムの改修経費と、あるいは事務量の増大などが伴うと考えられることから、できるだけ簡易でかつ市民にも分かりやすいように方法、具体的に申すと、予算編成過程で査定結果が変わった新規事業、あるいは政策的事業を中心にPDF化するなどして公開をする方向で検討してまいりたいと考えている。 

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