アンケート結果がJR大津駅舎の整備に及ぼす影響について( H26. 6)

質 問 (アンケート調査結果に対する評価について)

 JR大津駅に求める利便性及び快適性を高める機能並びに駅の付加価値を高める機能等について、駅周辺事業者や近隣者、来訪者等に対してアンケート調査並びにヒアリング調査が行われたが、大津市はこの結果をどのように評価されているのか。 

答弁:都市計画部長

 アンケート調査結果において、JR大津駅の全体的な印象の質問では、6割を超える方が不満、やや不満と答えておられ、また利便性、快適性を高める機能についての質問では、外観の改修、観光案内所などを、駅の付加価値を高める機能についての質問では、飲食店及び土産物店などを求める声が多く、市民や利用者の駅に対する現状の認識、そして駅に求めるものについて、改めて数字で認識できたことが評価であったと考えている。 


質 問 (アンケート内容の妥当性について)

 大津市がその希望を実現するために費用を負担すべきかについても設問がある。市費を投じることの是非について、県外や市外に住まいされている方にも意見を求められているが、その意図は何であったのか。 

答弁:都市計画部長

 今回のアンケート調査では、駅周辺の通勤者、観光客、近隣住民、そしてウエブ調査を対象とし、結果的に約3割の方が市外及び県外の在住者であったが、このことに意図があったわけではない。加えて、市内と市外及び県外の在住者に分けて分析すると、市費を投じることの是非についてのそれぞれの結果は、差はあるものの、ほぼ同様の傾向にあった。 


質 問 (アンケート結果の活用について)

 ニーズ調査の結果は整備方針の決定にどのような形で影響を及ぼすことになるのか。JR西日本や中心市街地活性化協議会との協議経過を踏まえて伺う。 

答弁:都市計画部長

 ニーズ調査の結果については、昨年度より進めているJR西日本との勉強会の協議の根拠となる資料としている。また、本市がJRと協議するに当たり、市の方針をまとめるため、中心市街地活性化協議会等に御意見を伺う際の資料としても活用している。このような経過を踏まえ、JRが計画する改修案に少しでも反映できるようにしたい。 
 

再 問

 反映できるだけの余地が現時点であるのか。 

答弁:都市計画部長

 今、JRとの協議の中では、現在の改修計画というのは今年度に設計をし、来年度に工事着手というふうに聞いている。時間がそんなにあるというわけではないので、早くアンケート調査の結果を反映できるように、さらに具体的に提案をして進めさせていただきたい。


質 問 (庁内関係部による連携強化について)

 駅舎の外壁改修等については、JR西日本による耐震工事完了の後、駅前広場を含めたコンセプトを見出した上、必要に応じて実施されるべきでないか。都市計画部だけではなく、建設部や産業観光部とも連携を強化した上で対応に当たるべきと考えるが、本市の見解を伺う。 

答弁:都市計画部長

 駅舎の改修に係るJRとの協議については、既に観光案内所を所管する産業観光部とも連携をして進めているところである。一方、ニーズ調査でも御意見が多くあった駅前広場の配置等については、建設部とも検討しなければならないと考えており、議員御指摘のように、今回の大津駅前の再生の取り組みには関係部局との連携をさらに強化する必要があると考えている。 

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